安定して案件を貰える人から学ぶ
安定している人には理由がある
受託開発の仕事で安定した収入を確実に得たいのであれば、転職の方が求人もすぐ見つかるので安心かもしれませんが、フリーランスとしてでも安定的に仕事をしているエンジニアは大勢います。それらの人達には共通する特徴がリ、フリーランスを継続していく上で学べることが多くあります。
好まれるエンジニアとは
エンジニアの仕事をしている人は、口数の少ない人や話が苦手な人が多いと言われることが多いですが、最近は、エンジニアのコミュニケーション力についての認識が深まってきていることもあって、会話上手なエンジニアも増えてきています。しかし、言葉が多いか少ないかはあまり問題ではなく、人間性の部分がとても重要です。いくらスキルのあるエンジニアでも、一緒に仕事をしていて不快な人に仕事を頼みたいとは思わないもので、性格的に素直で話していて気持ちの良い人や、相手の話にきちんと耳を傾けることができる人はクライアントから好まれます。
また、時間やお金などの数字に対しては細かい方が、仕事全般に関する管理がしっかりできる人であるという評価につながりやすい傾向があります。どんな仕事においても報告、連絡、相談は基本的なことですが、連絡に対する返事の早い人は現場でも重宝されます。フリーランスは働き方が自由なので、会社員の感覚とは違う時間軸で動いていることが多いですが、受注する側の状況をよく理解し、相手の都合に合わせて連絡をするなどの気遣いができると仕事がスムーズに進められるので、次もまた任せたいと思ってもらうことができるでしょう。
さらに重要なのが、できることとできないことをはっきりと述べることです。できないことを無理に引き受けてしまうと、結果的にクライアントに迷惑をかけてしまうので、自分の利益ではなくクライアントの利益を考えて判断する方が賢明です。しかし、結局はそれが信用となって自分に返ってくることになるので、お互いにとってプラスになります。
「開発が好き」は大きな強みとなる
新しい情報や技術は次々に出てきますが、開発が好きな人は新しいことを早く知りたい気持ちがあるので、自然と学んで実際にやってみるという姿勢ができてきます。そのような人は、常により良いものを作りたいという気持ちで開発に取り組むことができるので、クライアントからは大いに喜ばれる存在になります。しかし、常に仕事の世界の中に没頭しているよりも、仕事とは関係のない趣味を持っている方がバランスの良い人という印象を持ってもらえるので、プライベートでも好きなことを何か持っていると、ちょっとした雑談の話題にもなります。